実践図解の型

[テンプレ付き]今後の組織体系を検討するための資料の作り方

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そろそろ半期が終わる。
次の半年はどんな組織体制でいこうか。
あの人をリーダーに抜擢したい気持ちもあるが、そうするとあの部署は・・
でもあの人にもチャンスを・・

企業でマネージャークラスになるとこうしたシチュエーションに出くわすことが誰しもあるはずです。組織を考える、ということは事業を考えることと同様に重要で・かつ難しいです。

この記事では、あなたが『今後の組織体制をどのように変更すべきか?』を検討する際に使える資料の作り方、型をご紹介します。

この記事を読む際には以前執筆した下記の記事を参考になります。

>>パワポで組織図(体制図)を簡単につくる方法を解説

組織の今後を考えるための資料テンプレ

基本的には「前後の”対比”」なので左右に並べて組織図を見比べられるようにします。
その上で下記のポイントを意識するとディスカッションがしやすくなります。

そもそも組織の形に関してはよっぽどトップダウンがきつい会社で無い限り複数人で議論しながら決めることだと思いますので、『何が組織変更におけるポイント(狙い)か』、『その選択肢における懸念はなにか』を明確にしておくと議論が進みやすくなります。

<ポイント①:何が検討ポイントかを抽出し記載する>

左の「現状」の組織図の下に、現状の課題や今後目指したい点について記載をします。
これが今回の組織変更においてテーマとなります。

<ポイント②:変更ポイントをわかりやすく表現する>

組織図をざっと見るだけでどこがかわったのかがさっとすべてわかる人間はいません。
上記の例のように色付けなどで理解しやすくするとよいでしょう。

<ポイント③:備考部分に論点や懸念を記載しておく>

組織変更の際には『誰に対しても平等であり、何も懸念のない変更』というものは存在しないと思います。そのため現実的にはいくつかの案を出すことになると思います。つまり上記のようなスライドを複数つくってみて、そのなかで一番よいものを選ぶことになります。
そんなときに「何かディスカッションすべきポイントか」、「この案の留意すべきポイントは?」が明確になっていることが非常に重要です。

正直誰がやっても組織の変更案の作成は、いろんな人の顔が頭をよぎる難しい作業です。
しかし、そんななかでも効率よく的確に検討を進める方法はあります。
そうすることで組織図に込める「心」の部分に時間を費やすことが出来ます。

このページで紹介した図は下記からダウンロード可能です。
みなさんもこれを参考に組織の今後の姿を描いてみてください。

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