この記事では、「一般的なパワポを用いた組織図 / プロジェクトの作成の仕方」を解説します。
- 顧客に自社のプロジェクトメンバー(体制)を説明する
- 社内で今後の組織図を共有する
頻繁ではありませんが、組織図をつくることは年に何度かあるのでストレスなく使いこなせるように、作り方をマスターしておきましょう。
まず組織図とはどういうものを指しているか?
厳密にいうと「組織図」と「体制図」というのは異なるものなのでしょうが、正直そこまで細かく意識する必要はないと思います。
『会社/部署の組織構成を説明するのが組織図』
『プロジェクトや取組みに携わっている関係者を示すのが体制図』
くらいの理解をしておけばまずは問題ないです。
この記事でもいくつか具体的な例をあげながら説明をしますので「あー、こういうやつね」と感覚をつかんでもらえればと思います。
パワポを用いた組織図の作り方
一番カンタンにパワポで組織図をつくる方法としてよく紹介されているのはパワポの「SmartArt」という機能を用いて作るパターンです。
パワポには色々な図解が実はプリセットで用意されていて、それを利用することができます。
▽こんな感じの図が文字入力だけで作成できます
このSmartArtという機能は便利ではあるのですが、僕はビジネスの現場でこれを使っている人はほとんど見かけませんし、僕も使っていません。
使ってみれば理由はわかると思いますが、全体のレイアウトを整えたり、要素を追加したりしようとすると融通がきかないことが多いです。
そのためパワポで組織図を作成する場合には、四角形と「コネクタ」を組み合わせます。
コネクタの使い方をまだマスターしていない人は下記記事をまずは読んでください。
おすすめのパワポ組織図/体制図のパワポテンプレをつくりました
<標準テンプレ①:会社の組織を部署✕階層 で表現>
特にデザイン的にこったことはしていませんが、どんなシチュエーションでも組織の構造を示す場合には便利に使えるフォーマットだと思います。
まずは色々と複雑なものを作る前に一旦このパターンをさっとつくれるようになっておけば十分ではないかと思います。
「来期の〇〇事業部の組織図の発表」など社内的な組織図として使われることが多いと思いますが、様々な場面で応用可能です。
<標準テンプレ②:PJTの体制を表現>
いわゆる「プロジェクト体制図」です。
プロジェクトが誰によって推進されるかを表現する機会もそれなりにあると思います。
そんなときは要素をチーム名(役割名)だけで上記のようにシンプルに表現してあげればいいです。
その他色々な組織図バリエーション
<プロジェクトにメンバー名も追加>
<2社が登場するプロジェクト体制図①>
複数社(や複数部署)が携わるプロジェクトの体制を表現するときにはこのようにシンプルに色で担当領域を表現するとわかりやすいです。
※ページの左上か右上に「凡例」という形式で色の表現のルールを記載するのを忘れないようにしましょう。
<2社が登場するプロジェクト体制図②>
複数の会社が登場するプロジェクト体制であり、「どの部分がどのように連携/関係するのか」を表現する場合には、登場会社を上記のように分割して記載し、矢印で関係を記載するのがよいです。
組織図、体制図についての解説は以上です。
このページで紹介されている手法を組み合わせれば大概のケースに対応できるはずです。
このページで紹介されている図解テンプレは下記のPPTファイルにまとめています。
こちらをもとに必要に応じてカスタマイズしてご利用ください。
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