営業資料で「うちの会社のサポートの強み」を説明するとき。
あるいは、お客さまに導入後のサポートのイメージを伝えるとき。
ぼくがよく作るのが、こういうスライドです。

「サポートが手厚いです」と文字で書くより、誰が、誰に、何をするのかが見えるほうが、お客さまは導入後の自分たちの姿を思い浮かべやすくなりますよね。
他にも、
- 協力会社と組んで提案するときの役割分担
- 販売代理店への役割の説明
- 社内の稟議で外注先との分担を説明
など。会社と会社のあいだで「誰が、誰に、何をするか」を見せたいときにつくるスライドがこの「関係図」です。
この記事では、ビジネスの関係図(相関図)の書き方と、場面ごとの例を紹介します。
最後にテンプレ(パワポ・無料)も配布してますのでどうぞ!
※人物相関図や家族の関係図は扱いません。
1. ビジネスの相関図・関係図とは(組織図との違い)
あらためて、ビジネスの関係図は、会社と会社のあいだで「誰が、誰に、何をするか」を矢印でつないだ図です。相関図と呼ぶ人もいます。
似たものに「組織図・体制図」がありますが、見比べると用途が全く違うのがわかりますね。

組織図は、1つの組織の「構造」をツリーで描きますが、
関係図は、登場人物同士を矢印でつないで、「誰が・誰に・何をするか」を表現します。
あわせて読みたい【テンプレ付き】パワポで組織図・体制図を簡単に作る方法。プロジェクト体制図の例もパワポの組織図・体制図は、四角の箱とカギ線コネクタで作るのが基本。SmartArtを使わず自由にレイアウトする手順と、会社の組織図・プロジェクト体制図のテンプレ(pptx)を無料配布。顧客向け提案書の体制説明にも。
営業資料の中では、会社紹介や自社の実績のあと、「導入後はこう支えます」を見せるところに入れると効果的です。
あわせて読みたい【テンプレあり】営業資料の作り方。パワポで作る提案資料の構成と見やすいデザイン営業資料は、初回訪問か本提案かで入れるページが変わります。3種類の営業資料に入れるページの早見表と、本提案の資料に入れる14項目(サマリ・現状の課題・解決方針・解決策・お見積り・期待効果など)の書き方を、架空の会社の完成例を見ながらまとめました。見やすいデザインのコツと、無料の営業資料テンプレート(パワポ・16枚)つき。
2. ビジネスの関係図の書き方
この記事では「クラウドの受発注システム『Jishuuu』の会社(サンプルシステム)が、業務用食品の卸のお客さまに、導入後の支援体制を見せる」という架空の例を用いて解説をします。

並べ方に決まりはありません。
左に自社、右にお客さまにすることが多いですが、登場する会社が3つ以上なら、横に3列や上下に並べてもOKです。
3. ビジネスの関係図の例(場面別)
色々な場面を想定して関係図のパターンをいくつかご紹介します。
協力会社と組んで提案するとき

「システムはうち、倉庫のタブレットは協力会社」のように、2社の受け持ちを分けて見せます。
お客さまがいちばん気にするのは「何かあったら、どっちに連絡すればいいの?」です。
窓口がどこかを、上の言いたいことに書いておきます。
販売代理店・パートナー向けの資料

メーカー → 代理店 → お客さまの3段にして、販売・導入・サポートを誰がやるかを見せます。
代理店の方が気にするのは「売ったあと、自分たちにどこまで負担がくるか」。
メーカーが直接受けるところを差し色にします。
社内の稟議で、外注先との分担を説明するとき

社内向けの資料でも使えます。
「どこまで委託先に任せて、どこから自社でやるか」を見せる1枚です。
この場合は、委託先 → 自社の矢印も出てきます。
いちばん大事な引き継ぎを差し色にして、自社に残すことは図の下に書いておきます。
4. ビジネスの関係図のテンプレ(パワポ・無料)
この記事の図を、1つのpptxにまとめました。5枚です。
近い場面の1枚をコピーして、自社とお客さまに書きかえるところから始めてください。
| No | 中身 | こんなときに |
|---|---|---|
| ① | 記入例(導入後の支援体制) | 営業資料で、自社のサポートの強みを見せる |
| ② | シンプル版(2社だけ・矢印2本) | 会社紹介のページに添える |
| ③ | パートナーと組む版(自社+協力会社) | 協力会社と一緒に提案する |
| ④ | 販売代理店と組む版(メーカー → 代理店 → お客さま) | 代理店・パートナー向けの資料 |
| ⑤ | 外注先との分担(委託範囲) | 社内の稟議で、委託する範囲を説明する |

※社名・システム名・数字はすべて架空です。
導入後のサポートは、イメージができないとお客さまが不安に思い、営業段階で検討を鈍化させる可能性もあります。あると提案の説得力が変わるのでぜひマスターしましょうね。
それではそれではまた次の機会に!
#パワポ #関係図
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